我らが上海がちょうテニスサークル
昨日に引き続き絶好のテニス日和となりました。いよいよ春ですかねえ。
【今週の悪魔の首飾り】
上海は良いですね。日本のテレビが自由に見れる事に赴任時に驚きました。
かつての映画少年である写写丸は特に映画チャンネルの番組を楽しみにしているのですが、最近バタバタしていてあまりテレビを見ていませんでした。先週久しぶりに映画チャンネルをザッピングしていたら、あっ、あの超絶トラウマ映画を発見!!WOWOWプラス(我が家の番組表では昔の局名のIMAGICA BSのままですが)の1月13日の7:30から「世にも怪奇な物語」が!
写写丸が幼少の頃、深夜テレビで偶然出会った、3話からなる1968年のイタリア=フランス合作のオムニバス映画です。当時のヨーロッパの一流スターと監督が揃って怪奇ファンタジー映画を撮ったのですが、その3話目「悪魔の首飾り」が問題の超絶トラウマ映画なのです。
この映画はこの3話目の存在だけで間違いない名作なのですが、何分にもオムニバス映画の中の一つの話という事で、それほど語られる事も無く、歴史に埋もれてしまっている感じです。
今回のシネフィルWOWOWでの放映についても、「世紀の美男子アラン・ドロンの3作品特集!(だったかな)」の一遍という扱い。
でもこの特集も酷いというか、きっとたまたま放映可能な映画にアランドロン出演作が3本あったから特集と銘打っただけに違いありません。その3本とは「アラン・ドロンのゾロ(ポンコツ安物映画です。アラン・ドロンのファンならマスクをつけたヒーローが活躍するという全く同じテーマの「黒いチューリップ」をお奨めします。)」そして「サムライ(これは代表作の一つで文句はありません)」と「世にも~(オムニバスの一話の主演と言うだけ。それも凡庸な作品)」で、特集なら「太陽がいっぱい」とか「冒険者たち(写写丸生涯ベストの1本。)」「さらば友よ」などを放映すべきでしょう!!、と言うか最近の人は知らないですかね、アラン・ドロン。。。
さて約2時間のこの映画、1時間16分を経過したところから問題の3話目が始まります。(1、2話目は飛ばしてもらっても全然構いません)イタリアの映画プロデューサーから、主演作の為に招待されたイギリスの俳優がローマの空港に到着するところから物語は始まります。1968年の実際の雰囲気は知りませんが、ここに出て来るローマはもうカオス、カオスの眩暈がする世界。アルコール中毒気味の俳優がそのカオスの世界に巻き込まれるというか溶け込んでいく40分間。
夜中に部屋を暗くして、手元にウイスキーグラスを置いて是非ご覧ください。短い映画なのでストーリーは書きませんが、きっとビックリしますよ。あと3-4日で見れなくなると思いますので是非今すぐWOWOWプラスを見て見て。
いやー映画って本当に楽しいですね。では次回までサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
がちょうテニスサークルは上海、虹橋地区、天山路水城路の仁恒河浜花園というマンションの敷地内のテニスコートで土日に練習をしている十数名のこじんまりとしたテニスサークルです。
関心のある方はご見学されては如何でしょうか?
メールアドレス;gacho_shanghai@yahoo.co.jp