今年の国慶節、がちょう有志(と友人たち)で、シルクロードの要所であった敦煌(とんこう)と青海へ旅行に行きました。 今回折角ですので特別企画として旅行の様子をご紹介します。ところで写写丸は中国への赴任以来、長期休暇にはいつも一時帰国していましたが、コロナの影響で帰国が困難になった昨年の夏、初めて中国内旅行(雲南省でした)に行ったのですが、その素晴らしさにやられてしまい、その後休みの度に国内旅行に出かける事になりました。国内旅行には興味は無いな、面倒だな、上海で過ごす休日も楽しいな、といった気持ちの方もおられると思いますが、一度国内のどこかに旅行に行かれる事を力強くお勧めします!
さてシルクロードとは。
翌日は朝から晩まで観光です。
翌日は写写丸が一番楽しみにしていた莫高窟。4世紀から1,000年間に渡り仏教の信者により掘り続けられた石窟は600を超え、大小492の石窟に彩色塑像と壁画が保存されているのです(それ以外の石窟は職人が住む為に掘られたのだそうです)。
ガイドさんから、近代以前に建てられた仏像で世界最大なのは成都の楽山大仏(71m)、2位も四川省の栄県大仏(36.67m)、3位が35.6mのここ莫高窟の弥勒大仏という説明がありましたが、実は2001年にタリバンに破壊されたアフガニスタンのバーミヤン遺跡の大仏(55mと38mの2体。)が本来は3位だったのだとの話も。。。因みに調べてみると我が日本の奈良の大仏は18.03m、鎌倉大仏は11.31mでした。確かに全然大きいです。
お次は敦煌を離れ青海へ移動なのですが、飛行機がキャンセルになり、6時間半の高鐵の旅に。
そしていよいよ最後の目的地であるチャカ(茶卡鎮)塩湖に向かいます。
チャカ塩湖は、映画「千と千尋の神隠し」の列車シーンのモデルであるとか、中国のウユニ湖であるとか呼ばれている湖です。ガイドさんの説明によると、塩湖とは塩分濃度が非常に高く水に溶けきれず析出している湖の事で、太古この辺りは海でその後の土地の隆起により海水が取り残され、塩水湖である青海湖も含め塩分のある湖が残ったのだとの事でした。
【追記】
実は今回の旅行の正式名称は「山ちゃんと行く国慶節敦煌の旅」なのです。その山ちゃんこと山田さんが帰国されるとの事で、旅行を偲んで羊肉火鍋店でささやかながら送別会を開催させて頂きました。当日都合がつかなかった二人もバーチャルで参加され、今風な記念写真が撮れました。山田さん、日本での更なる活躍と上海への帰還をお待ちしております。
がちょうテニスサークルは上海、虹橋地区、天山路水城路の仁恒河浜花園というマンションの敷地内の コートで土日に練習をしている十数名のこじんまりとしたテニスサークルです。
関心のある方はご見学されては如何でしょうか?
メールアドレス;gacho_shanghai@yahoo.co.jp