「哀し~み~の裏側に何があるの~?♫」「知りません!!いつも楽しいがちょうです。」急に寒さが厳しくなりましたね。冒頭は大瀧詠一の冬の名曲「さらばシベリア鉄道」の歌い出しの歌詞ですが、シベリア=寒いというイメージがあるものの、実際どうなんだろうと調べてみたら。。。
そう、シベリアに比べれば上海の寒さなんて、なんくるないさーですよ。
という事で今回も12月4日(土)の練習風景から。
北村さんの隔離明けスペシャルの次は。
そして12月5日(日)の練習に移ります。
さて唐突な今回のこのコーナーのタイトルですが、写写丸が最近愛聴している日本のラジオ番組で聴いた内容から今回の記事を思いついたものです。
この番組とは、80年代のJPOPを一時席捲したレコード会社であるビーイングの創業社長(現相談役)である長門大幸さんとばんばひろふみがDJの、主にポピュラー音楽の歴史について語る番組なのですが、(写写丸は全く知らなかったのですが)坂井泉水を発掘してZARDとして売り出し、ずっとプロデュースしていたのも長門さんという事から、番組でZARDについて語る特集があり、それを偶然聴いたという訳なのです。
放送の中では、坂井泉水が「おどるポンポコリン」でお馴染みのB.B.クイーンズのバックコーラスのオーディションに来た(が落選)時の事を大幸さんが覚えていて、半年後にテレビ局から「アン・ルイスのような女性を紹介して」と相談を受けた際に思い出して声を掛けた事からZARDプロジェクトが始まった、といったZARDの誕生秘話などが語られました。
(ヤングがちょうのみんなへ)
「ZARD(ザード)」とは坂井泉水という女性ボーカリストが中心となったバンドなのですが、バンドメンバーのクレジットが無く、時々交代していたようなので、坂井泉水の個人ユニット(ZARD=坂井泉水とも)と言われているんですよ。
坂井さんはZARDの曲の作詞を手掛けており、その話も多く語られ、例えば第10作「きっと忘れない」とは、「忘れたいけどきっと忘れられないだろう」という意味だとの説明がありました。写写丸はこのタイトルは「一生忘れずに覚えていたい」という意味だと、ずっと全く逆に理解していました。。また、第8作「揺れる想い」はポカリスエットのCMソングとしてのオファーであり、先に織田哲郎が作曲した曲を聴きながら作詞していった経緯など、興味深い内容でした。
(↓YOUTUBEですが「きっと忘れない」)
で何故テレサ・テンなのかと言いますと。
写写丸はこの曲を今回の放送で初めて聞いたのですが、レコーディングに立ち会った大幸さんから、テレサ・テンは日本語がまったく読めず、歌詞は全てローマ字で書かれていたけど、歌になるととっても上手いんだよねえとのエピソードも披露されました。会話は得意でしたがそうだったんですね。
さて1970年~1980年代の中華圏における大スターであるテレサ・テンは日本での歌手活動も多く、日本人にとってお馴染みの曲が多数あるのですが、1986年の「時の流れに身をまかせ」は中国でも良く耳にする曲なので、この機会にちょっと調べてみたのです。
写写丸はこれらの曲は凄く日本的だなあと思っていました(入社当時、上司に連れていかれたスナックでよく歌われていました。。)が、やはり日本人の作品だったんですね。では中国で良く聞く「時の流れに身をまかせ」の中国語版「我只在乎你」の経緯はというと、同1986年に香港で発表した生前最後の中国語オリジナル・アルバムのタイトル曲として発表されたのだと判りました。因みにこのアルバムに収められたのは全て日本のヒット曲(「愛人」「夜霧のハウスマヌカン(なぜこの曲が!!?)」等)の中国語版で、桑田佳祐、チャゲアス、南こうせつらの曲も含まれています。テレサ・テンって演歌というかムード歌謡のイメージが強かったのですが、上述した「あなたと共に生きてゆく」をとっても、決してそうでは無かった事が判りました。
【蛇足情報】
大幸さんが設立した音楽事務所の株式会社ビーイングですが、1978年に小さなマンションの一室からスタートした後大成長を遂げ、1993年にはビーイング系アーティスト(TUBE、B'z、ZARD、WANDS、大黒摩季、DEEN、T-BOLANなど)の大活躍で、業界の売上の7%を占める約450億円を売上げ業界トップ企業となったとあります。確かに当時はこれらのアーチストの曲が街中でずっと流れていましたね。で、最近はというと。。ビックリ情報が!!
1998年頃から音楽事業で得た資金を元手に不動産投資事業に参入、大阪市北堀江地区の再開発や代官山地区の再開発で大成功を収め(代官山町の土地のほとんどを創業者である長戸大幸氏が所有していた時期がある由)、現在はビーインググループ各社でビル・マンション2000棟以上を保有する関西の不動産王と呼ばれるまでになったとの事でした。ラジオの口調で只者では無いと感じましたが大幸さん、凄い人です。
そう言えば放送で、坂井さんからゴルフに行きたいと言われた事があり、二人では行けないなと思い、ZARDの大ファンなので一度会わせて下さいよ、と以前から聞いていた京都の不動産会社の若社長を誘ってゴルフに行ったものの、全く気が付かれなかったというエピソードを話されていたのは、当時から不動産会社も経営されていたからだったんだな、と判りました。
あ、今回の放送を聞いて、今迄それほどでも無かったZARDのファンになった事は言うまでもありません!!
がちょうテニスサークルは上海、虹橋地区、天山路水城路の仁恒河浜花園というマンションの敷地内の コートで土日に練習をしている十数名のこじんまりとしたテニスサークルです。
関心のある方はご見学されては如何でしょうか?
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