「それでも地球は回っている・・・」はい、上海が止まっても地球は回っています・・・がちょうです。今回も引き続き上海ロックダウンシリーズをお送りする事になってしまいました。「いつ終わるのかな?」という話題も最近皆の話題に上らなくなりましたね。。
さて今も写写丸は小区から出られず、今回も引き続き周りの小さな世界の出来事をランダムにお送りします。
【今週の美味しいカレー情報】
自炊以外の食事調達方法が無くなり、今迄外食や出前に頼って来た写写丸も料理に取り組んでいるのですが、10数年振りにカレーを作ってみました。
写写丸は何気にハウスのバーモントカレーを買ったのですが、同じハウスでもいろいろな商品があるなーと気付き、がちょうのカレーの王子様博士に聞いてみたのです。
その返事は;バーモントは「まろやかなおいしさで、小さな子供から大人まで幅広く楽しめるカレー」 ジャワは「さわやかな大人の辛さ、スパイシーで深みのあるカレー」🍛 個人的にはザ・カリー「最高級のコクと香りを楽しめるカレー」が一番好きです! ついでに今のおすすめは、使い道に困る配給セロリを、細かく切って塩ひとつまみ入れて4-6時間蓋開けてコトコト煮込む。余った香味野菜(玉ねぎ、人参、ニンニク、ネギ)入れてもOK🧅このベース液でカレー作ると美味ですよー
との事でした。次回はザ・カリーも食べたいですね!
そこで華麗なるカレー博士に美味しくカレーを作る方法など、色々な秘密を聞いてみました。以下引用です。途中途中でバーモントカレーの歴代CMキャラクターも挟んでお送りします。
趣味で調理師免許を持つ、某食品メーカー研究員からの報告です(笑)
【基本思想】ベースの味をうまく作るとカレーはグッと美味しくなります!
【方法】 ①アクを取る →「アクは旨みだ」という意見もありますが、最初に強火で肉野菜からのアクを取るのが大事。ベースの味が濁らず、甘みと香りをクリアに感じるカレーになります🍛かなり違いが出ます。
②野菜を煮込む時に塩ひとつまみ →野菜からの甘みと旨みが出ます。浸透圧の変化によって、植物細胞の中に含まれる成分が外に出やすくなるというのがまことしやかな仮説です。意外に知られていない、煮込み料理全てに使える料理人の暗黙知です☺
③普通の鍋で長く煮込む →肉、野菜を圧力使わず4-6時間とろ火でコトコト煮込むと、具材から味が出てきて、まとまります。フレンチでブイヨンを取る時に使うミルポワ(香味野菜)の考え方です。
尚、ミルポワは出汁用なのでベース液作ったら、贅沢ですが取り出してください!別でミキサー回して食物繊維にしてもいいですが(笑)
ちなみに圧力鍋を使うと具材は柔らかくなるのですが、ソースの中に味が移りません。大量セロリの消費方法におすすめです🥬
番外編ですが、ウスターソースは隠し味に最適です。野菜と果物を長く煮込んで作ったソースなので、出来上がったあとに加えると手をかけた味になります😋
又、皆知ってる「飴色玉ねぎ」ですが、結構作り方でバラツキます。うまくやらないと色と苦味だけついて甘みコクが出ないので、あまり無責任には勧められないですー😅(笑)
(確かに玉ねぎを炒めると焦げるので難しいです・・・との写写丸の質問に対し)玉ねぎを普通に切れ目が茶色くなるくらいに炒めるのは良いです!飴色にするには本当は50-60分必要です。10分くらいでやろうとしているのは、局所的な焦げを作ってその色を全体に回しちゃってるだけです。。 玉ねぎを食感ある具材として楽しむには、3-5分炒めればOKです! 飴色にすると玉ねぎは原型を留めないので調味料になります。(そうなんですね!!)
(一晩置いたカレーが美味しいって本当?との質問に対し)たぶん会社方針はあるのでしょうが、個人見解で言うとベースソースに味が移りまとまる過程を経ると美味しくなります。仮説ですが、カレールウに含まれる塩分と具材が一緒にあることで、具材の味がソースに出てくるのだと思っています。おいしさは定量化できないので、まだどこまで行っても仮説なんですよねー(だから面白んですね!!by写写丸)
また丁度たまたまですが、4月19日のNHK総合テレビで「京都大学カレー部」が特集されていました。
【おまけ;(映画)唐人街探偵シリーズ】
昨年の春節に中国で公開され、大ヒットとなった映画「唐人街探案3」について、当時あちこちで評判を耳にしたので気になっていたのですが、7月には珍しくも日本でも公開されました。舞台が東京で、妻夫木聡、三浦友和、長澤まさみ、浅野忠信、鈴木保奈美など有名な日本人俳優が出演していたからでしょう。
もともとはタイのバンコクのチャイナタウンで活動する探偵の叔父を頼って、中国の警察官学校に通う主人公が巻き込まれる事件を一緒に解決するという映画でした(第一作)。
WIKIPEDIAによると、撮影期間は日本で64日間、中国国内で13日間、タイで4日間に上ったとの事で、ほとんどのシーンが日本で撮影されています。
がちょうテニスサークルは上海、虹橋地区、天山路水城路の仁恒河浜花園というマンションの敷地内の コートで土日に練習をしている十数名のこじんまりとしたテニスサークルです。
ご関心のある方はご見学に来られては如何でしょうか?
メールアドレス;gacho_shanghai@yahoo.co.jp