上海がちょうテニスサークルの日記

上海の日本人テニスサークルの活動と、上海での日常生活をお伝えするブログです。

10月8、9日定期練習【+今週の天台山と臨海市】

もわもわくねくね、キュッ、ちゅー。さて、何でしょうか?

答えはイソギンチャク。触手がもわもわくねくねしていますね。クマノミと一緒だとなにやらメルヘンな雰囲気もしますが。。

じゃじゃーん。餌と見ればキュッと取り込み、触手で毒をちゅーっと注入、丸のみにしてしまうのだと。。実は怖い生き物なのでした💀

ところでいきなり何故イソギンチャクなのかと申しますと。。

先日、旅行先の天台山で生まれて初めてイソギンチャクを食べたからなのでしたー。貝みたいな感じでしたよ🐚

さて、では今週も定期練習の模様をお送りします。まずは10月8日(土)の模様から。

松本さん。

高松さん。

寺澤さん。

石畑さん。

そして八幡さん。この日は人数が少なく、ハードな練習でしたね。

最後は元気にパチリ📷💛

そして10月9日(日)です。はい、日曜日はコーチによるレッスン日です~。

試合形式をやりました。

その間も蔡コーチからのアドバイスが。

「ああ、翻訳こんにゃくが欲しい!!」。ジミーが異次元ポケットに手を入れます😻

来週もよろしくお願いします。

【今週の天台山と臨海市】

コロナの影響でちょっと面倒もありますが、国慶節休みに旅行に出られた方もおられるのではないでしょうか?

日本へ長期旅行中の深野会長の旅行の思い出はまた聞きますね。

さて写写丸は大藤さん、八幡さんと天台山~臨海市へ旅行に行ってきました。日本人にとってはあまり有名な観光地ではありませんが、なかなか面白いところでしたのでちょっとご紹介します。

まずは位置関係から。上海から約300㎞南の浙江省にある街(天台山は天台県)になります。以降訪問順にご紹介します。

国家AAAAA級観光地である石梁飛瀑という名の滝。映画「少林寺」もここで一部撮影されたのだと、ガイドさんが自慢そうに説明されていました。滝の水が梁のような形の岩の下から落下するのが見ものです。

【実録!】上海ロックダウン パートⅡ(+今週の上海の少林寺) - 上海 がちょうテニスサークルの日記

お次は天台宗を日本で広めた僧、最澄が修行した事で有名な寺「国清寺」です。(最澄は西暦804年に遣唐使として1年間、中国に留学したのです。)

と、参道を我が物顔で闊歩するこの牛達は? 寺の所有する田畑で農作業をする牛なのだと。

天台宗の総本山であり、今でも100名以上のお坊さんが修行されているとの事でした。

壮観な五百羅漢(上から2枚目)、日本天台宗が訪問、設置した石碑(最下段。日本語です。)。

書家、王義之による「鹅;がちょう」の書(だそうです)。これは是非紹介しないと💛

地元のヒーローである僧「斉公」の出家前の実家。斉公は酒や肉を好んだ、お坊さんとしては破天荒な人物で、悪を挫き善行を行った僧として有名だとの事です。

次の目的地は天台山大瀑布。あれれ、また滝なの。。?

え、でも駐車場から見えた景色がこれです。で、でかい!!

地元新聞によると、落差325m、最大幅100mとの事。数段に分かれていますが、滝の上まで厳しい傾斜の山道を登るのに1時間半はかかり、標高差を感じます。幅はちょっと大げさかな。。でも確か中国最大の滝は貴州省にある黄果树瀑布だった筈。。

黄果树瀑布;滝全体の高さは77.8m、幅は101mであり、亜州第一大瀑布(アジアで1番の滝の意味)とも呼ばれる(Wikipediaより)。天台山大瀑布はこれより大きい?のに、ネットでほとんどヒットせず、ちょっとミステリアスな滝です。

で、滝の上から山道をさらに進んで行くと。。

大きな吊り橋が見えてきます。そして、そこは実は。。

動画サイトで良く見かける、床がガラス張りの吊り橋なのです。ここで大藤さん、八幡さんが高所恐怖症である事が発覚しました(笑) 因みに谷底までは約200mとの事でした。足元を見るとホントふわふわしますよ。

ここからは臨海市です。臨海市の真ん中には「台州府城」と呼ばれる城壁に囲まれた古い町並みが残されているのです。

このように城壁に囲まれています。真ん中奥に見えるふたつの塔は龍興寺の一部です。

まずはその寺「龍興寺」へ。ここもまた最澄ゆかりの寺なのですが、実は最澄は先に紹介した国清寺には20日も滞在しておらず、こちらの寺で約200日と長い間修行し、悟りを開いたのです。ただ、寺の格式が低いのかこちらはあまり有名では無いのです。。その為か参拝料も無料です。入場し、本堂に近づくとお坊さんが線香を渡してくれます。そして参拝方法を手取り足取りマンツーマンで教えてもくれるのです。最後にはお布施のやり方まで丁寧に教えて頂けますヨ(あ、お布施は10元でも全然問題ありません。もちろんスマホでピッです。)。

上の写真が最澄が悟りを開いた「極楽浄土院」。最澄の像が飾られています。下は天台宗の説明ですが、最澄についての記述に多くが割かれています。ところで寺の横でおしゃべりしていたおじさんから「日本人か?この寺を是非見ていきなさい」と凄く勧められました。本当に地元に愛されている感じで、格では負けても応援したくなるお寺でした。

これは鐘楼からみた龍興寺。左側に長く続く城壁が見えます。

龍興寺を出たら、古い町並みの通りを買い食いしながらぶらぶらと城壁を目指します。この通りは相当長いです。

城壁に登ります。このあたりは起伏があるので、城壁もご覧の通りかなりの起伏があります。下の写真は城壁の入口。二重の門があり、外部から一つ目の門から侵入すると、一つ目の門、二つ目の門が閉ざされ、周りから一斉攻撃を受ける事になるのです。

とてもよじ登っては逃げられませんよ。。

城壁は全長約5kmありますが、出口(というか入口かな?)はこのような激階段になっています。このスケールはまさに中国的です💛

食事ですが、海が近いので海鮮一択です🥰。

おまけ;時間が余ったのでどこか案内して下さい、とお願いしたら自分の住む村を案内してくれたファンキーな地元のガイドさん。奥に見えるのは彼女の家の畑で、手に取ったヘチマは今晩のおかずにするよ、と話していました。右はダム湖で、水没する為移転した道教のお寺がある為に、手すりに道教の印があるのだそうです。天台山は仏教で有名ですが、道教でも古くから有名な霊山なのだそうです。あ、ガイドさん途中で用事がある、と言って自宅へ立ち寄りました💦

本当におまけですなあ。ホテルの近くで見つけた、豆腐を売らない豆腐屋さん。

8月14、15日定期練習。。。(+今週のとうふ店発ジウジアーロ行き) - 上海 がちょうテニスサークルの日記

有名ではありませんが、この通りなかなか楽しいところですので、機会があれば是非訪問してみてくださいね。

がちょうテニスサークルは上海、虹橋地区、天山路水城路の仁恒河浜花園というマンションの敷地内の コートで土日に練習をしている十数名のこじんまりとしたテニスサークルです。ご関心のある方はご見学に来られては如何でしょうか?
メールアドレス;gacho_shanghai@yahoo.co.jp